相続、不動産関連、労働問題をはじめとした、専門的で質の高い弁護士サービスを提供します。(東京、千代田区)

弁護士玉置暁へのご連絡はこちら

遺言書の解釈

遺言書の具体的な記載内容(条項・文言)は、どのような基準で解釈されるのでしょうか。

解答

遺言書の文言を形式的に判断するだけではなく、遺言者の真意を探求する必要があります。

それゆえ、遺言書に複数の条項がある場合には、その特定の条項を解釈するに際し、遺言書のすべての記載との関連、遺言書作成当時の事情等、様々な事情を拾い上げて、遺言者の真意は何かという観点から、実質的な解釈をしなければなりません。

(最高裁判決平成17年7月22日、最高裁判決昭和58年3月18日参照)

掲載日:2016年7月14日
ページトップへ